受付の準備
必要に応じて葬儀担当者が準備します。
通夜式
(通夜の意)
通夜は故人を偲び、思い出話し等をして、夜を通して過ごします。
最近は、ご寺院の読経に合わせてお焼香して帰られる様な風習になっています。
(半通夜)
- 僧侶をお迎え
- 一同着席します
通夜に加わる親戚や故人の友人が着席します。
席順は、柩に近いとろこから、喪主、遺族、親戚、友人の順です。 - 読経と焼香
読経中に焼香の指示があったら喪主から順に一礼してから焼香をします。読経終了後、引き続き僧侶から法話がある場合があります。
※宗旨、宗派や地域により、内容が異なる場合があります。 - 通夜ぶるまい
弔問に対する返礼と清めの意味もこめて行います。
簡単に食べられる寿司、サンドウィッチ、ビール、ジュースなどでもよく、ことさら豪華にする必要はありません。
通夜だけ出席される方も多くなっているため、通夜ぶるまいの席を設けず、礼状やお持ち帰り用の粗供養品を用意しておき、弔問客にお渡しして済ませることが多いようです。
※通夜ぶるまいの習慣は地方によって異なる場合もあります。
葬儀当日までに
1. 焼香順位を決めます
焼香順意表に、あらかじめ記入しておきます。
家族葬では喪主を第一番に案内し、後は順不同でされます。
2. 弔辞の有無を確認、弔電の整理
読み上げる弔電を選び、順番を決めます。
葬儀と告別式
◆式次第(例)
- 遺族・親族着席
- 僧侶の入場
- 進行係(当社係員)による開式の辞
- 読経の開始
- 僧侶の焼香
- 弔辞・弔電の拝読
- 葬儀委員長焼香・喪主焼香
- 遺族・親族の焼香
- 各種団体焼香・一般焼香
- 読経終了
- 僧侶の退席
- 喪主の挨拶(当社で代行する場合もあります)
- お別れ・御出棺
※葬儀の規模、宗旨、宗派、地域の習慣などにより内容が異なる場合もあります。
出棺
1. 最後のお別れをします
- 喪主から参列者にお礼の挨拶を述べます。(進行係が代行する場合もあります)
- 柩の蓋を空け、お別れをします。
- 祭壇に供えられていた花を切って入れ、美しく飾ります。 また、故人の愛用品などの物を入れて差し上げます。
- お別れが済んだら、柩をお身内の男性の手により霊柩車にお乗せします。
2. 火葬場へ出発します
白木の位牌・遺影写真を持ち、所定の車に分乗し、火葬場に向かいます。
火葬とお骨上げ
1. 火葬場で納めの式をおこないます
進行係が火葬場の火炉の前に柩を安置し、僧侶の読経が始まったら焼香または最後の対面をします。
※火葬場により作法が異なります。
納めの式が終わると点火します。
※点火が終わった後、一度自宅へ帰る場合と帰らない場合があります。
2. 火葬が終わった後、お骨上げをします。
二人一組になり、一人が足の方から順番に要所の骨片をはさみ、もう一人が箸うつしで骨蓋に入れます。
舎利と呼ばれる喉仏は、別の骨袋に入れます
※火葬場により作法が異なります。
精進落しと初七日
1. 精進落し
遺族、親族、葬儀役員、お手伝いの方にも酒肴を供し、労をねぎらいます。
喪主がお礼の挨拶を述べます。
2. 初七日法要
初七日法要は、亡くなった日もしくは亡くなった日の前日から数えて七日目におこないますが(地方により異なります)多忙な方が増えて いるため、葬儀の日にお骨が帰った後におこなうことも多くなりました。
僧侶や参列者のスケジュールを調整して、初七日法要の時間を事前に決めておきます。
皆さんで故人を偲びます。
親戚関係と、葬儀に際して特にお世話になった方々をお招きます。
僧侶を招き、お経をお願いします。
初七日料理とお酒でもてなしをします。
参列者には引き出物やお供物のお下がりをお渡しします。
※初七日に必要な品々も、ご要望に合わせてご用意させていただきます。
※法要料理などの手配もいたします。